クレジットカードには年会費無料のカードが多くあります。しかし、還元率や付帯サービスなどはそれぞれのカードによって違うため「どのカードを持つべきか」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、年会費無料のクレジットカードランキングをご紹介します。さらに年会費の仕組みや、年会費無料クレジットカードのメリットとデメリット、選ぶときのポイントを解説します。
年会費無料のおすすめクレジットカード人気ランキング
Contents
年会費無料のおすすめクレジットカード人気ランキングTOP5
ここでは、年会費無料クレジットカードの「人気ランキングTOP5(2020年12月29日時点)」として以下のクレジットカードを紹介していきます。
- 楽天カード
- イオンカードセレクト
- JCB CARD W
- Orico Card THE POINT
- dカード
1.楽天カード | 楽天ポイントをためやすい
買い物をするたびに楽天ポイントを貯められるクレジットカードです。カード申し込みで、楽天ポイントが付与されるポイントプレゼントキャンペーンも常時行われています(2020年12月時点)。
ポイント還元率で見ると、「楽天カード」が最もおすすめです。100円あたり1ポイントという還元率は、クレジットカードの中でも高いです。ショッピングを楽天市場で行えばポイントが3倍になるため、買い物の中心を楽天市場にすれば効率的にポイントを貯めることができます。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB、MasterCard、VISA、American Express |
還元率、ポイント種類 | 1.00~3.00%、楽天ポイント |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | ANAマイル |
スマホ決済 | 楽天ペイ、Apple Pay、Google Pay |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
付加保険 | 海外旅行 |
【楽天カードの特徴】
・楽天ポイントが貯まりやすい
ポイント還元率が常時1%以上。楽天市場の利用時は3%と、楽天ポイントが貯まりやすいのが特徴です。
・ネットショッピングに特化した補償サービス
「楽天あんしんショッピングサービス」で、不正使用の防止、フィッシング被害への対策など、ネットショッピングに特化した補償サービスがあります。
・楽天Edyで手軽にショッピング
Edy加盟店で使用可能なプリペイド型電子マネー「楽天Edy」が利用可能です。
・デザインが豊富
お馴染みの「お買いものパンダ」など、さまざまなデザインが用意されています。
2.イオンカードセレクト | イオングループでの買い物がお得
ショッピングだけではなく、イオン銀行の金利も優遇されるクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB、MasterCard、VISA |
還元率、ポイント種類 | 0.50~1.33%、ときめきポイント |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | JALマイル |
スマホ決済 | 楽天ペイ、Apple Pay |
電子マネー機能 | WAON |
付加保険 | ショッピング |
【イオンカードセレクトの特徴】
・最大「年0.10%」の金利に
イオン銀行の普通預金が最大年0.10%の金利になる、「イオン銀行Myステージサービス」が利用可能です。
・イオングループでの買い物がお得
イオングループ各店の買い物で、ときめきポイント2倍(通常200円で1ポイント)の付与、お客さま感謝デーには買い物代金から5%の割引サービスが受けられます。
・支払いや給与振込口座指定でポイント付与
公共料金の支払い1件で毎月5WAONポイント、給与振込口座指定で毎月10WAONポイントが付与されます。
3.JCB CARD W | 39歳以下の申し込みで年会費ずっと無料
39歳までに加入すると、その後の年会費が無料になるクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
還元率、ポイント種類 | 0.60~1.00%、Oki Dokiポイント |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | ANAマイル、JALマイル、スカイマイル |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
電子マネー機能 | - |
付加保険 | ショッピング、海外旅行 |
【JCB CARD Wの特徴】
・39歳以下で申し込むと年会費がタダ
39歳までに申し込むと、その後の年会費が永年無料です。
・ポイント還元率に優れている
JCBの一般的なクレジットカードの2倍ポイントが貯まります。また、優待店で利用すると還元率が最大10倍など、お得にポイントをゲットできるのも魅力です。
・有用なサービスへポイント交換もできる
マイルやクーポンなどへのポイント交換が可能です。また、Amazonでは1ポイント3.5円、JCBギフトカードは1ポイント5円換算で利用できます。通常の買い物でも1ポイントから利用できるので、ポイントを余さずに使い切れるのも便利です。
4.Orico Card THE POINT | 高還元率でポイントをためやすい
1%以上の高還元率、ポイントに特化したクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB、MasterCard |
還元率、ポイント種類 | 1.00~2.00%、オリコポイント |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | ANAマイル、JALマイル |
スマホ決済 | 楽天ペイ、Apple Pay |
電子マネー機能 | iD、QUICPay |
付加保険 | - |
【Orico Card THE POINTの特徴】
・どこで利用しても1%以上の還元率
利用するたびに1%のポイントが貯まります。入会後6カ月間はポイント還元率が2%になるなど、ポイントが貯まりやすいクレジットカードです。また、オリコモール経由で買い物すると、さらに0.5%のポイントが付与されます。
・いつでもポイント交換ができる
500ポイントから、ギフト券や他社のポイントと交換できます。
・電子マネーでもポイントが貯まる
電子マネー「iD」「QUICPay」の月額合計金額でポイントが入るので、1,000円未満の少額利用でも無駄なくポイントをゲットできます。
5.dカード | ドコモユーザーに特化したクレジットカード
d払いで還元率アップなど、ドコモユーザーがお得に利用できるクレジットカードです。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | VISA、MasterCard |
還元率、ポイント種類 | 1.00~4.50%、dポイント |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | JALマイル |
スマホ決済 | Apple Pay |
電子マネー機能 | iD |
付加保険 | ショッピング |
【dカードの特徴】
・d払いで還元率アップ
通常1%のポイント還元ですが、携帯料金と合算して支払える「d払い」にすると、1.5〜2.0%のポイント還元が受けられます。
・特約店などでさらに還元率アップ
dカード特約店などでの利用で、通常の1%に加えさらにdポイントが付与されます。
・ポイントはドコモユーザーにお得な使い道が多い
携帯電話料金への補填、データ通信量の追加、ドコモのスマホアクセサリーなど、dポイントはドコモユーザーにはお得な使い道が多数あります。また、マイル交換や電子マネーへのキャッシュバックにも利用可能です。
法人向けにおすすめの年会費無料のクレジットカードを比較
ここでは、企業や個人事業主向けに発行される年会費無料の法人クレジットカードを比較します。一般的な法人クレジットカードは、年会費が発生するものがほとんどです。
初年度が無料でも2年目から年会費が発生したり、キャンペーンで無料になったりすることはありますが、永年にわたり年会費無料というカードはほとんどありません。
しかし、以下の2枚は年会費が永年無料の数少ない法人カードです。ポイント還元率なども比較するので、ぜひ参考にしてください。
- ライフカードビジネスライト
- NTTファイナンスBizカード レギュラー
ライフカード ビジネスライト |
NTTファイナンスBizカード レギュラー |
|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB、MasterCard、VISA | VISA |
還元率 | - | 1.00% |
追加カード | 従業員カード、ETCカード | 使用者カード、ETCカード |
交換可能マイル種類 | - | ANAマイル |
スマホ決済 | 楽天ペイ、Apple Pay Google Pay |
- |
電子マネー機能 | - | - |
付加保険 | - | ショッピング、国内外旅行 |
「ライフカードビジネスライト」は、3つの国際ブランドを選べてスマホ決済を利用できるのが特徴です。一方「NTTファイナンスBizカード レギュラー」は、ポイント還元が受けられ、付加保険も充実しています。
また、交換可能なマイルの種類はJALとANAに分かれるので、自分がよく利用する航空会社に合わせて加入しましょう。
年会費無料のクレジットカードは複数持ちがおトク
年会費無料なだけでなく、旅行やショッピングなどへの付加保険がついているクレジットカードが多くあります。そのため、年会費無料のクレジットカードは複数持ちがお得です。
例えば旅行保険でも、それぞれのカードによって国内か海外と、保険の対象となる旅行内容に違いがあります。カードを複数持つことで、どちらの旅行にも対応できるようになるのです。
また、ネットショピングの保険が充実したカードも作っておくとネットで安心して買い物ができます。カードを複数持ちしてさまざまな付加保険に加入すれば手厚い補償を受けられるので、クレジットカードを選ぶときは保険内容を確認しましょう。
クレジットカードの年会費とは?
クレジットカードの年会費とは、カード会社へ納めるクレジットカードの年間使用料です。それぞれのカードによって特典やサービス内容が違うように、年会費にも違いがあります。
では、年会費無料のクレジットカードには特典やサービスは期待できないのでしょうか。
年会費無料でも特典やサービスが充実したカードが多い
年会費無料でも、有料のカードに劣らない特典やサービスがついているクレジットカードが多くあります。前述で紹介したクレジットカードのように、ポイント還元や付加保険など無料でもお得に使えるカードも少なくありません。
実質年会費無料のクレジットカードに注意
年会費無料としているクレジットカードでも、さまざまな条件が設けられているケースがあるので注意しましょう。
例えば「初年度年会費無料」なら2年目から年会費が発生します。「実質年会費無料」は、おもにカードの利用回数や利用金額が条件になっているため、条件を満たさなければ年会費を払う必要があるのです。
年会費無料のカードへ入会するなら「永年無料」としているクレジットカードを選択しましょう。当記事、前章などで紹介しているものは、すべて年会費が「永年無料」のクレジットカードです(2020年12月時点)。
年会費無料のクレジットカードのメリット
年会費無料のクレジットカードのメリットは、以下の3点です。
- 無料なのに所持しているだけでお得
年会費を支払っていないのでコストをかけずに、カードの特典やサービスを受けられます。例えば、カードを利用して買い物するだけで、ポイントが貯まったり割引を受けられたりするのでお得です。
- 無料なのにポイント還元率が高い
特約店や特定のサイトを通してカードを利用すると、ポイント還元率が数倍になるケースもあります。例えば、楽天カードで買い物をすると購入価格の1%がポイントとして還元されますが、楽天市場で利用すれば還元率が3%になるため、とてもお得です。
自分の生活スタイルにマッチするカードであれば、年会費無料カードでも効率的にポイント還元を受けられるでしょう。
- 無料なのに付加保険が充実
国内外の旅行保険やショッピング保険など、カードによってさまざまな保険が利用できます。年会費無料で保険を受けられるのは大きなメリットです。
年会費無料のクレジットカードのデメリット
年会費無料のクレジットカードには、とくにデメリットがありません。
しかし、年会費無料とはいえクレジットカードの「使いすぎ」には注意が必要です。利用限度額内なら現金がなくても使えるため、つい買いすぎてしまうケースもあります。支払日に引き落としされる現金が不足していると、延滞金が発生することもあるので気をつけましょう。
また、ネットショッピングではクレジットカードの登録が必要なため、個人情報の漏洩にも注意しなければなりません。不正利用などの被害につながるので、セキュリティの高さや補償への対応などを十分に確認してから登録しましょう。
年会費無料のクレジットカードの選び方!解約せずに使い続けられるのは?
ここでは、年会費無料のクレジットカードを選ぶポイントを紹介します。
保険が充実しているカードを選ぶ
年会費無料であっても付加保険がついているクレジットカードが多いので、保険が充実しているものを選びましょう。旅行やショッピングなど、利用目的に合った保険がついているカードを選ぶと安心して利用できます。
また、保険にはカードの利用条件をクリアすることで適応される「利用付帯」、加入するだけで適応される「自動付帯」があります。とくに自動付帯は持っているだけで適応されるのでおすすめです。
還元率の高いクレジットカードを選ぶ
ポイント還元率もクレジットカード選びの目安になります。しかし、さらにポイント還元をお得に受けるなら、自分の生活スタイルにマッチしたカードを選びましょう。
例えば、車をよく利用するならガソリン代がお得になるカードを作ります。ATMをよく利用するなら手数料がお得になる銀行系のカードを作るなど、普段の生活の中でポイントを貯めることができます。
ポイントは以下の例のように利用できます。ぜひ、ポイントを有効活用してください。
【ポイントの活用方法】
- コンビニやネットショップでの買い物に使うことができる
- カード会社で用意しているカタログの賞品と交換できる
- クレジットカードの支払い金額に充当できる
- クレジットカードの年会費に充当できる
- 金融商品を購入できる
年会費や入会費が永年無料のカードを選ぶ
クレジットカードを解約せずに使い続けるには、年会費や入会金が永年無料のカードを選ぶとよいでしょう。年会費無料には「初年度のみ」「一定額以上利用した場合」のように期間や条件が設けられていることが多々あります。
年会費がかかるとカードを持つこと自体が負担になってしまうので、年会費「永年無料」のクレジットカードを選ぶようにしましょう。
このほかにも、保険・補償がしっかりとしているものを選ぶことも重要です。
海外旅行に行く機会が多い方は、海外旅行傷害保険が付いているものを選びましょう。ショッピングでよく利用する方は、ショッピング補償が付いているものを選ぶと安心です。その他、カードによっては紛失・盗難補償がついているものもあります。自分に必要な保険や補償が付帯されているものを選ぶことをおすすめします。
引用元:【令和3年最新】年会費が無料のクレジットカードのおすすめ10選(WAVY COLUMN)
まとめ:年会費無料クレジットカードは、ポイント還元率や付加サービスがお得なものを選ぼう!
年会費無料のクレジットカードを選ぶポイントは、ポイント還元率、付加保険などのサービス、そして年会費が永年無料であることです。多くのメリットがあるにも関わらず、デメリットがないのも年会費無料カードの魅力といえるでしょう。
また、効率よくポイントを貯められるカードなのかも考慮する必要があります。ポイント還元率や付加サービスなどを考慮し、自分の生活スタイルにマッチした年会費無料クレジットカードを作りましょう。
【意外と知らない?クレジットカードの様々な使用方法】についての記事はこちら
年会費無料のおすすめクレジットカード人気ランキング