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生命保険を加入する時の考え方とは?
保険について考える時に「掛け金が安く、条件の良い商品に入れば良いのでは?」と思われる方も多いと想います。
しかし、そもそも保険を加入する目的や考え方が明確になっていないと、ご自身にとって適した保険に巡り会うことは出来ません。
保険は商品ありきではなく、ご自身の人生設計から逆算して考えていくことが大切です。
今回はそもそも生命保険にどうやって加入すれば良いのか、そしてその考え方について解説していきます。
生命保険に加入する正しい手順とは?
生命保険に新規で入りたい方や見直しをしたい方にとって、知っておいてもらいたいことがあります。
それは「正しい手順で加入する」ことです。
その手順は下記の3つです。
- 自分の将来のお金の動きを知る
- 保険商品で得られる保障の全体像を知る
- 保険の商品を知る
この手順で保険を考えることが重要になっていきます。
自分の将来のお金の動きを知る
まず、保険の必要性についてお話しします。
例えば病気で突然亡くなったりすると、遺族はお金に困るような状況が発生します。
その時に、不足するお金を補填してくれるのが保険の大きな役割になります。
「自分の不幸に対してどれぐらいのお金が必要なのか」
その点をしっかり考えなければいけません。
これから人生設計をするためには、お金の流れを把握することが重要になってきます。
その時に、将来のお金の流れを一緒に考えてくれるのがファイナンシャルプランナーという存在です。
ご興味のぜひ一度相談をしてみてください。
保険商品で得られる保障の全体像を知る
この部分も非常に重要です。
損害保険と生命保険で考え方が異なりますので、今回は生命保険に絞ってお話します。
我々が考える保障の全体像は全部で6つになります。
- 死亡保障
- 働けない時の保障
- 入院したときの保障
- ガンで入院・手術をした時の保障
- 介護の保障
- 資産形成・積立
今の生命保険で対応が出来るのはおおむねこの6つになります。
その上で、今置かれているご自身の人生において、どんな保障が必要なのか知る必要があります。
- 死亡保障
ご自身が亡くなってしまった時に、ある程度のお金を残さなければいけない立場の方には必要です。
具体的には配偶者やお子様のための備え等です。
- 働けない時の保障
働けない状況に陥った時に、ご自身の蓄えでは将来のキャッシュフローが赤字になってしまう方が必要になると思います。収入の減少に備えます。
- 入院したときの保障
病気やけがで入院すると、最近は短期間であったとしても諸雑費含めると自己負担は15万程度になってきます。
15万円をどう考えるかがポイントです。
自分の貯蓄からではなく、保険で賄いたいという考えを持っている方は必要になるかと思います。
- ガンで入院・手術をした時の保障
ガンは治療費がかかるケースが多いです。
入院の際と同じ考え方ですが、それを自分の蓄えで払うのか、保険会社から下りるお金で支払うのかを検討する必要があります。自分の蓄えに不安がある方は入られた方が良いと思います。
そしてガンの治療は日ごとに新しくなっています。自由診療部分まで保障があるか、または一時金でまとまって用意することが良いでしょう。
- 介護の保障
日本人の平均寿命はどんどん上がっています。
将来、介護が必要になった時に、子供たちや周りの親族に迷惑をかけたくない方や、お金で解決出来るならそうしたいという方は検討されても良いと思います。
- 資産形成・積立
お金を貯めていく方法は色々あります。
現金積立や資産運用などお金の増やし方、守り方がありますが、保障を得ながら資産形成・運用をしたい方には保険は効果的です。特に中長期の資産形成・運用には適しています。
基本は保障を持てるのが保険の強みですが、資産形成。運用の選択肢のひとつとしても保険があります。
保険の商品を知る
今の日本には 42社の生命保険会社(2020年12月時点)があり、商品ごとに色々な設計ができるので組み合わせると何千~何万通りにあります。
その中でご自身に最適な保険を選ぶ必要がありますが、ご自身で探そうとすると大変だと思います。
保険商品の数や加入方法はとても多いのですが、保険の商品性については実はあまり多くありません。
古くから言われていることは「3つの保険」というように大きく分けると保険は3種類であるということです。
このような話も知ることで保険をご自身で選択できるようになります。
もちろん、我々のようなプロにご相談いただければ適正な保険を選ぶ近道かもしれません。
まとめ:専門家にアドバイスをもらいながら総合的な判断を
いかがでしょうか?
今回は保険を加入する上で3つのポイントについてお話しました。
- 自分のキャッシュフローを把握する
- 保障の全体像を把握し自分に合うものを考える
- プロから情報を集め総合的に判断していく
ご自身で勉強し各社比較することは労力や時間を考えても大変です。その分野の専門家に協力してもらいながら検討されるのが良いでしょう。
専門家に聞けば、ネットなどには掲載されていない情報も聞けると思います。
まずはご自身で考え、プロの意見を聞きつつ総合的に判断するのが間違いないでしょう。
保険加入についての疑問や不明点などありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
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