目次
あなたのがん保険は使えますか?
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回も動画と連携した記事を書きたいと思います。
記事の最後に弊社YouTube動画も載せておきますので合わせてご視聴ください。
生涯のうちに2人に1人は罹ると言われている「がん」。多くの方は備えとしてがん保険に加入されていると思います。
しかし、実際にご自身のがん保険がどのようなものになっているのか「よく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
「若い時にちゃんと入っているから大丈夫」という方も見直しはしっかりとしなければいけません。
おすすめのがん保険は時代とともに変化するものです。
というわけで、今回は最新のがん保険情報について解説していきたいと思います。
がん治療は日進月歩
国立がん研究センターの情報によると、生涯でがんに罹患する確率は男性が65.5%、女性が50.2%だそうです。
参考資料:国立がん研究センターがん情報サービス
冒頭にもありましたが、今や2人に1人が罹るといっても過言ではありません。
しかし、悲観的になる必要はなく、現在がん治療の技術革新は目覚ましく、ものすごい勢いで発展しています。
これまでのがん治療と言えば、下記の3つが一般的でした。
・手術
・放射線治療
・化学療法
これらは健康保険の3割負担や高額療養費制度を活用することが出来ます。
しかし、昨今のがん治療の技術革新によって、第4の治療があることをご存じでしょうか?
それは「自由診療」です。
公的保険適用外の治療は全て自由診療ですが、がんに関しては抗がん剤・放射線治療などで様々な術式が生まれています。
あなたの保険は自由診療に対応していますか?
我々の世代にとって、自由診療は昔に比べると身近になってきています。
例えば、自分の遺伝子を解析してどの抗がん剤が合うのか選択肢がA・B・Cの3つあったとします。
この時に、自分に一番適しているのが自由診療の「C」で、その費用が400万円だった場合、皆さんが加入されているがん保険は対応できるでしょうか?
気兼ねなく、自由診療の「C」を選べれば良いですが、一般的ながん保険の内容の場合、なかなか厳しいと思います。
「自分が加入している保険は手術しか対応していない」
「公的保険の適用内だけで、自由診療は範囲外」
「そもそもどこまでの治療が保険適用なのかよく分からない」
そんな方も多いのではないでしょうか?
自由診療対応のがん保険も誕生
しかし、最新のがん保険の場合、さまざまな条件はありますが、自由診療でも給付金が得られる商品があるのをご存じでしょうか?
昨年11月時点でも3社くらいありましたが、時代の変化に合わせてがん保険も進化しているということです。
保険適用範囲が自由診療も含まれていれば、もしもの時も安心だと思います。
注意点:自由診療を受けるとずっと継続?
保険適用範囲が自由診療も含まれるがん保険が誕生したことはとても良いことですが、注意していただきたいこともあります。
それは、自由診療を一度その病院で受けると、その後同じ病院で受けた治療は全て自由診療になってしまうという点です。
つまり、本来であれば公的保険が適用されるにもかかわらず、その後の治療にかかる費用が全額自己負担になってしまうということです。
その後の治療が自由診療になってしまったことによって、1,000万円・2,000万円といった高額な治療費になってしまうこともあるので注意が必要です。
わたしたちが知る限りでも、最大5,000万円の治療費がかかったというケースもありました。
そのため、がん治療に関しては「どの病院で、どのような治療をするのか」といった判断は重要であるといえます。
これらを踏まえると、がんに罹ってから、ご自身のがん保険を精査することは難しく、手遅れとなってしまいます。
健康な時にこそしっかりと保険内容について検討しておく必要があることが理解していただけるのではないでしょうか。
継続的に自由診療に対応するがん保険も
では、「安心して自由診療を継続的にカバーしてくれる保険はないの?」
と思われた方もご安心ください。
これらの不安を解消してくれるがん保険が、存在するのです。
一度の自由診療だけでなく、継続的に幅広く保険が適用できる保険商品もありますので、どうかしっかりと最新の保険事情もチェックしていただきたいです。
まとめ:若い時に加入したがん保険は一度見直しを
いかがでしょうか?
今回のがん保険の解説についてまとめてみました
・がん治療は日進月歩で進化していることを認識する
・若い時に加入したがん保険は安いから良いではなく、「最新の治療に対応しているか」を確認する
・自由診療は一度使うとその病院の治療はすべて自由診療になるので、そこまで含めて対応している保険になっているかを確認する
以上の3点をしっかりと確認することをオススメしています。
自由診療もしっかりとカバーしてくれるがん保険は存在するのですが、実はあまり知られていないというのが現状です。
がん治療が進歩しているのと同時に、それに準じてがん保険の内容も年々進化しております。
若い時に加入したままの方は、一度見直ししてみることは無駄ではありません。
それが結果として、ご自身や家族を守ることにもつながります。
最新のがん保険について質問やご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。

この記事は弊社の運営するYouTubeチャンネルと連動記事となっております。
ぜひ合わせてご視聴ください。